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クリエイティブスタジオ
演劇
村川拓也「ムーンライト」
- 日時
- 2022年5月28日(土)・29日(日)
各日 14:30開場 15:00開演 16:20終演
上演時間:80分 上演言語:日本語 - 会場
- クリエイティブスタジオ
- 入場料
- 全席指定 一般 3,000円、一般早割 2,500円、U25 1,000円
- 構成・演出
- 村川拓也
- ドラマトゥルク
- 林 立騎
- 声の出演・出演
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声の出演:中島昭夫
出演:大関ここみ、秋元恵理子、荒俣麗菜、伊東沙希子 - スタッフ
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舞台監督:浜村修司
照明:葭田野浩介(RYU)
音響:佐藤武紀
映像:城間典子
演出補佐:長澤慶太
キャスティングコーディネーター:山口弓枝
協力:山崎美嘉
プロデューサー:武田知也(bench)
制作:清水 翼(bench)
宣伝美術:阿部太一(TAICHI ABE DESIGN INC.)
製作:ロームシアター京都(初演2018年12月 京都市西文化会館ウエスティ) - 料金
- 全席指定
一般 3,000円
一般早割 2,500円
U25 1,000円
- チケット発売状況
- ●プラザメンバーズ先行販売
2022年3/25(金)10:00より
〈Web会員限定〉
▸札幌市民交流プラザメンバーズサイト
〈DM会員限定〉 *会員カードをご用意ください
▸市民交流プラザチケットセンター窓口(市民交流プラザ2F/10:00-19:00休館日を除く)
▸道新プレイガイド窓口 TEL 0570-00-3871(道新本社1F/10:00-17:00 日曜定休)
●一般販売 ※オンラインでの販売は終了いたしました(5/27更新) 当日券あり
2022年4/1(金) 10:00より
▸札幌市民交流プラザメンバーズサイト
▸市民交流プラザチケットセンター窓口 (市民交流プラザ2F/10:00-19:00休館日を除く)
▸道新プレイガイド窓口 TEL 0570-00-3871 (道新本社1F/10:00-17:00 日曜定休)
*税込・全席指定
*一般早割=4/15(金)までにお求めの方が対象
*U25=1997年以降にお生まれの方(未就学児を除く)であれば学生に限らずご購入いただけます (オンライン購入可)。ご来場時に生年を証明できるものをお持ちください。生年を証明できない場合は、一般料金との差額をお支払いいただく場合がございます。
*ご購入方法により手数料がかかる場合がございます。詳しくはお買い求め店舗へお問い合せください。
*車椅子席をご希望の方は道新プレイガイドへお問い合せください。TEL 0570-00-3871
*未就学児入場不可 - 当日券販売
- 当日券販売はありません
- 演出家より
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この作品の主人公である中島昭夫さんが、昨年11月に亡くなりました。77歳でした。彼は今回の札幌公演を楽しみにしていました。大学を卒業したあと新聞社に就職し、初任地が札幌で、次の勤務地が苫小牧だったということもあり北海道には特別な思いがあったようです。札幌オリンピックを取材したときの話など、そのころの話を私にたくさんしてくれました。
『ムーンライト』は、2018年に京都で、2020年に東京で上演しました。彼が亡くなったのは、今回の札幌公演に向けていろいろと準備を進めている最中の事でした。公演を中止するべきかなと思いました。でも私には、まだ中島さんがどこかにいる気がしてなりません。だから、彼はいないけれど、公演をやろうと決めました。舞台上に彼は現れないけれど、いない中島さんと一緒にこの作品の再演を試みたいと思っています。 村川拓也 - 情報誌 WAVE TIMES vol.19
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村川拓也氏 インタビュー
https://www.sapporo-community-plaza.jp/pdf/wavetimes/019.pdf - 関連事業
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●5/28(土)29(日) 中高生のための「ムーンライト」レクチャー
講師:林 立騎 (本作ドラマトゥルク)
https://www.sapporo-community-plaza.jp/archive.php?num=2380
●5/30(月) 第1回 hitaru劇評入門~舞台公演を言葉に残す~
講師:佐々木 敦 (思想家・作家・音楽レーベルHEADZ主宰)
https://www.sapporo-community-plaza.jp/archive.php?num=2453 - 主催
- 札幌文化芸術劇場 hitaru(札幌市芸術文化財団)
- 後援
- 札幌市、札幌市教育委員会
- 助成
- ARTS for the future!2
- チラシダウンロード
ムーンライトチラシ
過ぎ去った時間を現在に立ち上がらせる名作を、主人公「不在」で異例の上演。
見えない人やモノの存在を観客と共に想起する「演劇」を試みる。
村川との対話とピアノの発表会の形式をとった本作の主人公は、ベートーヴェンの「月光」に惹かれてピアノを始めた、70代の男性・中島昭夫。これまで2018年の初演、20年の再演時に舞台上にいた彼は、今回の札幌上演を前にした21年秋、この世を去った。
舞台にはさまざまな世代のピアノ演奏者たちが登場、彼の記憶を彩る曲が演奏される。音楽との出会い、20歳から続いた目の病とのつきあいなど、村川の質問に導かれ、中島自身によって語られる記憶の断片とそこから浮かび上がる人生。
そして、最後の一曲「月光」が奏でられる時、私たちが耳を澄まし、目を凝らした先に見えるものとはー。