開館前には、全国の相談・支援事業の先行事例や、市内で活動する方々へのヒアリング調査を実施し、SCARTSの相談・支援機能体制の検討を行いました。また、市内文化施設や活動団体へアンケート調査を行い、札幌の文化活動に関する情報を収集し、SCARTSウェブページの札幌のアートスペース情報データベースの構築に活用しています。
また、全国各地の文化施設やリサーチセンター等における文化芸術事業に関するアーカイブの実態を知るべく、２年にわたり各種調査も実施。「プラザのアーカイブ」をテーマに、開館以来hitaruとSCARTSで開催した主催事業チラシのアーカイブ展と、開館から施設・事業運営に携わってきたプラザ３施設の職員によるディスカッションや、昨今増加している配信事業における著作権をテーマにしたオンライントークイベントを行ったほか、調査結果をまとめた論文をSCARTSの2020年度活動記録誌に掲載しました。

札幌文化芸術交流センターSCARTS 活動記録「SCARTS 2020 Annual Report」
アーカイブ展「つむぐ-フライヤーでふりかえるhitaruとSCARTSの3年間」映像ver.