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SNOW PLOW TRACE ─雪の痕跡─

冬が訪れると、北国で暮らす人々は厳しい寒さと雪の多さに対峙します。その大量の雪を迅速かつ効率的に整えていく「除雪」というインフラが、札幌にはあります。

深夜に聞こえてくる除雪作業音は、明日の路面状況への不安を和らげてくれます。しかし、どのような活動が真夜中に行われているのか、その詳細な状況や全体像を私たちが知る機会は、なかなかありません。
本プロジェクトでは、「除雪」という行為によって発生する様々な情報やデータを、映像表現やインスタレーション作品といったアート表現に置き換えていきます。ここでは、他の表現への活用を見据えたデータ取得対象となることを、「メディアとして捉える」と表現していますが、”SNOW PLOW TRACE―雪の痕跡―” では「除雪」という行為の様々な側面をメディアとして捉え直すことによって、札幌というユニークな都市や環境との関係について、これまでとは異なる角度から考える契機になることを願い、長期的な視点でリサーチと開発を進めています。

目次

2020

展示「SNOW PLOW TRACE ー雪の痕跡ー」2020

展示「SNOW PLOW TRACE ー雪の痕跡ー」(資料編)2020

マンガパネル「除雪・排雪」2020

SIAF2020 PR ブース

2019

展示「SNOW PLOW TRACE ー雪の痕跡ー」2019

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2020

展示「SNOW PLOW TRACE ─雪の痕跡─」2020

雪や氷を知るということの意味には、「固体の状態にある水のこと」であるという「理解」の他にも、降り注ぐ雪や、路面に張った氷を実際に手で触れることでも、雪や氷の素性を「体験」として知ることができます。体験を通じて、理解は一層深まると思います。この展示では、「除雪」と「排雪」作業の仕組みを文章や画像から理解していただくだけではなく、その作業にまつわるデータを活用した空間展示(インスタレーション)や特別に開発された VR・AR のコンテンツを通じて、「除雪」と「排雪」を体験として知っていただきます。昨年からバージョンアップした「SNOW PLOW TRACE ~雪の痕跡~」をお楽しみください。

会期:2020年2月1日(土)~11日(火・祝)
会場:SCARTSコート、SCARTSスタジオ

除雪車を操作してみよう!
除雪車操作体験 VR

除雪車にはいくつかの種類があり、雪を脇に寄せる、路面を平滑にするなど、用途によってさまざまな機能が備わっています。その操縦席には、計器やたくさんのレバーが備え付けられていて、まるで飛行機のコックピットの様です。一般車と大きく異なるそれらの特別な機能を使いこなすには、熟練のわざと繊細な集中力を必要とします。さらに、実際に街中で作業を行うには、長い期間の講習や実習が必要です。
本展示では、車体にセンサーやカメラを取り付け取得した車体の動きや振動のデータと、360 度の映像として記録した除雪の作業風景を活用しています。操作の楽しみを体験・活用してもらい、これから除雪車のナビゲーターになろうと志す若き人材に、技術を伝承する試みにも取り組んでいます。

画像をクリックすると詳細をご覧いただけます。
撮影:藤倉翼

除雪車 100 台分の位置情報を視覚化した光の空間作品
SNOW PLOW TRACE ~雪の痕跡~

果たして、一晩のうちに難題の除雪車が市内を駆け巡り、どのようにして街の安全維持に寄与しているのでしょうか。本展示では、除雪車にセンサーを取り付け取得した情報をもとに、それぞれの除雪車の動きを蓄光シートに照射し、その痕跡によって街の形を浮かび上がらせています。これにより、除雪車の動きや除雪ルートの仕組みを視覚的に体験してみようとするのが本取り組みの目的です。
昨年から除雪車の位置情報の取得と視覚化に取り組み、昨年は 1 台の軌跡を表示する試作を行いました。今年は市内を走る100 台の除雪車の位置情報を視覚化する準備を進めました。

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撮影:藤倉翼

展示「SNOW PLOW TRACE ー雪の痕跡ー」(資料編)2020

除雪について楽しく理解を深められる AR(拡張現実)コンテンツを紹介。また道路の脇に積まれた雪を雪たい積場へ運ぶ「排雪」に関するリサーチ成果を報告します。除雪はどのように行われ、その雪はどこへ運ばれているのか。除雪と排雪の世界に触れてください。

会期:2020年2月1日(土)~11日(火・祝)
会場:SCARTS スタジオ

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撮影:藤倉翼

除雪・排雪についての展示パネル

2020年2月に展覧した内容であり、最新の情報を提供するものではありません。

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撮影:藤倉翼

札幌市の除雪システム
「除雪」とは?

札幌市の除雪システム
「除雪」と「排雪」

除雪・排雪で活躍する車両

札幌市で働く除雪・排雪関係者へのインタビュー映像

インタビュアー:SIAF ラボ プロジェクトディレクター 小町谷 圭

「雪対策室の仕事」 2019 年
札幌市 建設局 雪対策室 計画課 佐柄氏

「除雪車について」 2019 年
札幌市 建設局 雪対策室 車両管理事務所 谷村氏

「除雪作業について」 2019 年
札幌市 建設局 雪対策室 車両管理事務所 小澤氏

「排雪作業について」 2020 年
北陽工業 株式会社 取締役 土木部長 中野氏
北海道ロードメンテナンス株式会社 技術主任 長山氏

雪たい積場タイムラプス

SNOW PLOW TRACE では本年度から排雪というキーワードにも着目し、リサーチを行なっていきます。その一環として、札幌市西区福井にある雪たい積場に定点カメラを設置し、その様子をタイムラプス映像として5 分おきに撮影しています。撮影された画像は携帯電話の通信技術を使用しリアルタイムにオンライン上の保存領域に蓄積されていきます。
本展示では1 月中旬から撮影された写真を時系列に沿って閲覧することが可能です。人知れずこの街が機能するために行われている大切な作業を、皆さんにぜひ知っていただきたいと思います。
(撮影は日々変化する雪たい積場を一覧できるアーカイブとして、融雪作業が行われる5 月まで継続されます。)

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撮影:藤倉翼

いがらしなおみ(漫画家)による漫画パネル

各展示室の入り口やパネルには、漫画家のいがらしなおみ氏描き下ろしの漫画やイラストを使用しています。

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撮影:藤倉翼

SIAF2020 PR ブース

3 年に一度札幌を舞台に開催される芸術の祭典、札幌国際芸術祭2020 のPR ブースがSCARTS モールに登場します。これまでの印刷物やドキュメント映像のほか、シェモ&ライナーの監修による楽しい休憩ブースも出現します。2019 年11 月に札幌市役所ロビーでワークショップを行ったアーティスト、シェモ&ライナーの監修による、ラチェットと木材、そして紙を素材にした、楽しい休憩ブースも出現します。

画像をクリックすると詳細をご覧いただけます。
撮影:藤倉翼

さっぽろウインターチェンジ2020
会期:
2020 年2 月1 日(土)~11 日(火・祝)
ディレクション:
岩田拓朗(SCARTS テクニカルディレクター)/札幌国際芸術祭実行委員会事務局
制作:
小町谷圭、船戸大輔、石田勝也(SIAF ラボ プロジェクトディレクター)/平川紀道、金井謙一
マンガ制作:
いがらしなおみ
協力:
札幌市建設局雪対策室計画課
コーディネーション:
小山冴子、矢倉あゆみ(SCARTS)/札幌国際芸術祭実行委員会事務局
テクニカルスタッフ:
神坂知春、福津圭佑(SCARTS)
グラフィックデザイン:
白井宏明

主催:
札幌市、札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)、札幌国際芸術祭実行委員会
特別連携:
さっぽろユキテラス2020
協力:
札幌駅前通地区活性化委員会
助成:
平成31 年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業
2019

展示「SNOW PLOW TRACE ー雪の痕跡ー」2019

2019 年のさっぽろウインターチェンジでは、SIAF ラボと共同でメディアアートインスタレーションを実験的に制作します。除雪車に搭載するGPS、マイク等から得られる情報を光の明滅とモーターの動きに転換し、除雪によって舞い上がる雪や、除雪の痕跡を想起させます。

画像をクリックすると詳細をご覧いただけます。
撮影:藤倉翼

さっぽろウインターチェンジ(2019)
会期:
2019年2月1日~6日
会場:
SCARTS スタジオ
ディレクション:
岩田拓朗(SCARTS テクニカルディレクター)
制作協力:
SIAF ラボ(プロジェクトディレクター:小町谷圭、船戸大輔、石田勝也/
テクニカルフェロー:藍圭介、金井謙一)、札幌市建設局雪対策室
主催:
札幌市
企画運営:
札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)
協力:
札幌国際芸術祭実行委員会、札幌駅前通地区活性化委員会
助成:
平成30 年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
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