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プラザフェスティバル2024
アートセンターミーティング -地域の交流拠点を考える-
札幌文化芸術交流センター SCARTSでは、令和4年度よりアートセンターについて考えるオープンミーティングを行っており、有識者や他都市のアートセンター職員らとその役割や可能性について議論してきました。
今年度は、市民交流プラザが札幌の多様な文化芸術活動の中心的な拠点となるために、SCARTSに隣接する図書・情報館と連携して「地域の交流拠点としてのあり方」を探るオープンミーティングを開催しました。
ゲストには、札幌市図書・情報館、せんとぴゅあ、八戸ブックセンターのスタッフや関係者、研究者に登壇いただき、各施設の取組事例の紹介や、そこから見えてくる各施設の共通ワードをもとにしたディスカッションなどを行いました。
文化施設が担う「交流」とは何かを考えるきっかけとなるとともに、アートセンターとしてSCARTSが持つべき機能や果たすべき役割について改めて見直し、市民交流プラザが札幌の文化芸術活動の拠点として機能する可能性について考える場となりました。
- 日時
- 2024年10月4日(金)
18:30~20:30(18:00開場) - 会場
- 札幌市図書・情報館1階
- 登壇者
-
太田博子
八戸ブックセンター 企画運営専門員北海道札幌市生まれ。北海道教育大学岩見沢校卒業。卒業後は札幌市芸術文化財団などでの勤務を経て、2020年に青森県八戸市へ移住し、同年より八戸ブックセンター企画運営専門員として勤務している。
岡本周
せんとぴゅあ 学芸員東川町文化交流課学芸員。1987年静岡県生まれ。日本大学芸術学部卒。同大学院芸術学研究科博士前期課程修了後、静岡の北欧家具店にて勤務。2015年から2017年まで東川町の地域おこし協力隊として織田コレクションを担当、2018年同町臨時職員、2019年から正職員となり現在に至る。
小篠隆生
一般社団法人新渡戸遠友リビングラボ 理事長
北海道大学大学院工学研究院 非常勤講師
東京電機大学 非常勤講師、研究員1958年生まれ。1983年北海道大学卒。2006年〜2024年北海道大学大学院工学研究院准教授を経て現職。博士(工学)。北海道東川町での連鎖的まちづくりに携わり、主な作品に「東川町立東川小学校・地域交流センター」(公共建築賞優秀賞2020)、「東川町複合交流施設せんとぴゅあ」(公共建築賞文化施設部門国土交通大臣表彰2023)など。
(c) Jouji Suzuki吉本光宏
合同会社文化コモンズ研究所 代表1958年徳島県生。社会工学研究所、ニッセイ基礎研究所等を経て、2023年6月に文化コモンズ研究所を設立(代表・研究統括)、長野県文化振興事業団理事長に就任。文化政策分野の幅広い調査研究に取り組むほか、文化施設開発、アート計画のコンサルタントとしても活躍。文化審議会委員、東京芸術文化評議会評議員、企業メセナ協議会理事などを歴任。
渡辺由布子
札幌市図書・情報館 司書2011年、北海道武蔵女子短期大学教養学科卒。同年に司書課程修了。民間企業での勤務を経て、2018年札幌市中央図書館に採用。図書・情報館立ち上げ準備室に配属。棚担当はコンテンツビジネス、暮らしなど。このほかにアート担当、外部連携担当などを兼任する。
撮影:リョウイチ・カワジリ松本桜子
札幌文化芸術交流センター SCARTS 事業係長1983年大阪市出身。修士課程修了後、マルタ共和国を経て、青山学院大学大学院総合文化政策学研究科博士課程単位取得満期退学。サントリー文化財団鳥井フェローシップ、静岡文化芸術大学研究員、奈良県職員を経て、2017年より市民交流プラザ開設準備室にてSCARTSの立ち上げに尽力。以降、相談サービス、調査研究、助成金を担当。2024年4月より現職
- 料金
- 参加無料
- 定員
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50名(事前申込制、先着順)
◎参加者特典として、MORIHICO.ドリップバックコーヒーをプレゼント! - オンライン配信
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札幌市民交流プラザ公式YouTubeチャンネルにてオンライン配信を行いました。
- 主催
- 札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)、札幌市図書・情報館
- 入場者数
- 51名
- チラシダウンロード