北海道の自然や野生動物などをモチーフに、感性豊かな表現で描くペン画による個展です。

〈作家より〉
この度の個展で5回目の開催になります。
作品点数は30点ほどでそのほとんどがペン画の新作になります。
展示する作品を描いているときにシカとキツネが車に轢かれて直後の現場を何度も見ました。
そのため自然の生き物たちとの距離や態度を見つめた展示テーマになります。
少し目を向けて見るとすぐそばにいる命、シカであろうとキツネであろうとそこにあるのは命で人間と同じです。
その命に対する敬意や向き合い方を考えてもらえる展示にできればと思います。
小林嵩史　近代日本美術協会 会員