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札幌市図書・情報館

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パチク坂本・ピチク加藤イメージ

ピチクパチク

パチク坂本・ピチク加藤

写真左:パチク坂本さん 右:ピチク加藤さん

札幌を拠点に活動するデザインユニット「ピチクパチク」のパチク坂本さんとピチク加藤さん。独立して3年、彼らが「ほぼ毎日通っている」と語るのが札幌市図書・情報館です。
日々の制作の裏側から、フリーランスならではの活用術まで、たっぷりとお話を伺いました。

― 普段はどのようなお仕事をされているのでしょうか?

パチク坂本さん(以下、坂本): ロゴやグラフィックデザイン・広告制作がメインですが、実はそれだけじゃないんです。

ピチク加藤さん(以下、加藤): 僕は立体作品の制作や動画作成、二人でイベントの企画・運営、司会なども行っています。

坂本: 札幌アートディレクターズクラブのイベントで司会をした時は、お笑い芸人と間違われましたけど(笑)。でもそのおかげで「ピチクパチク」という名前を覚えてもらえて、次のお仕事に繋がっています。

パチク坂本・ピチク加藤イメージ画像1
▲ピチクパチク セルフプロダクト「KAMIKAMI」紙製組立キット
 2026年1月には実際に組み立てを体験できるワークショップも開催。
 (「株式会社土屋ホーム」企画 AND LABO. Work Shopにて)

― お二人が「札幌市図書・情報館」を知ったきっかけを教えてください

坂本: 3年前に会社を辞めて独立した時、「毎日一緒に会える場所」を探していて 。先に独立していた友人がここを一人で使っていたのを聞いて、集まるようになったのが始まりだったと思います 。

加藤:僕は坂本君から「ここがあるよ」と聞いて。今では僕ら、ここに来ることを「出勤」と呼んでいます(笑) 。

― 普段どのようにここを利用されているのでしょうか?

坂本: 僕はもう、ほぼ毎日「出勤」しています(笑)。朝、家で少し作業してからここに来て、ワーキング席でデザインをしたり、調べ物をしたり。

加藤: 僕は週に一度、二人で集まって打ち合わせをする時にグループ席を使わせてもらっています。一人で作業したいなというときにはワーキング席も使います。

パチク坂本・ピチク加藤イメージ画像2
▲普段からグループ席にパソコンを持ち寄って、熱い議論を交わしているそう。

― 図書・情報館の好きなところや魅力はどこでしょうか?

坂本:SNSとかで紹介されている本を、ちょっと確認してみたいな、というときに実際に手に取れるのがいいですね。また、特色指定に使う「カラーチップ(DIC)」が置いてあるのは、デザイナーにとっては革命的だと思います。個人で揃えるにはハードルが高いので。

加藤: ロッカーがあるのも助かりますね。立体作品を作ることが多いので、重い荷物を預けて手ぶらで利用できるのがすごくありがたい。あとは電話ブースがあって、作業中や打合せ中に席を外して電話に出たいときでも、サッと移動して通話ができるのも魅力だと思います。

― 具体的に、よく手に取る本はありますか?

坂本: ARTの棚の『JAGDA年鑑』や『MdNデザイナーズファイル』などの最新の年鑑は必ずチェックします。個人の作品集だと仲條正義さんの『仲條 NAKAJO』や『gggブックスシリーズ』など。特定の人の作品集を見たいけど、自分たちではなかなか買いそろえることができない資料が揃っているのは本当にありがたいです。

加藤:自分は手作業系が多かったりするので、木材のデザインに関する本とか。あとは『デザインのひきだし』を見て、実際の手法を参考にすることもありますね。また、新しいソフトをいろいろ触りたいと思ったときに、マニュアルが欲しいと思うことがあって。たとえば「Blender」というソフトを使うときに、WORK-420のコンテンツビジネスの棚に置いてある本はすごく参考になりました。インターネットの情報だと本より詳しいことはなかなか無いので。なにか本を見ながら作業できる、というのがめっちゃいいですよね。

坂本:本当に、本棚がとても管理されているなと思います。僕らはデザイナーだから欲しい本とか見たい本がわかるけど、デザインの専門家じゃない司書さんなのに、僕らデザイナーから見ても、最新の欲しい本がちゃんとあるっていうのがすごいなぁって。

パチク坂本・ピチク加藤イメージ画像3

― ありがとうございます。使いやすい本棚は司書が全員で力を入れているところなので、とても嬉しいです!デザイン以外の資料で役に立ったものはありますか。

坂本: 見積もり作成で悩んでいた頃にWORK-470の『広告制作料金基準表』がすごく役に立ちました。デザインの仕事ひとつでも紙を選んだり、どこに入稿するかも選んだり、やることがたくさんあって。そういったものを加味した見積もりをどう作ればいいか悩んでいた時、企画費や制作費の相場や項目分けを調べることができるのがこの本でした。

加藤: 高い金額設定をしたときに、「なぜそれが妥当な金額なのか」というのもわからなかったので。この本を見て「内訳はこのくらい」とすると、クライアントにとってもわかりやすい、納得しやすい金額になるかなというのもありましたね。自分たちとしても、自信をもって提案できるようになりました。

―最後に、今後の目標について教えてください。

坂本・加藤:積極的に自主イベントを企画・運営して札幌にもっと楽しい機会を創っていきたいです。表立って発信しているデザイナーが少ないので、もっとデザイナーとデザイン業界を知ってもらいたくて動画配信も始めました。例えば札幌アートディレクターズクラブの公開審査会は一般開放されているけど、入りにくいイメージがあるかと思うんですよね。大きなイベントがあるのに仕事につながらないのはもったいない。こういう企画がデザインの窓口になって、発展してほしい。
デザインで札幌を盛り上げるために、もっと有名人になりたいです(笑)。

事業概要

ピチクパチク

Instagram│https://www.instagram.com/pichikpachik/ 外部リンク
Youtubeチャンネル│https://www.youtube.com/@pichikpachik/videos 外部リンク


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掲載日:令和8年2月12日