ここから本文です。
SIAF2024ビジターセンター
トーク「アーティストが語る、札幌の今」
- 日時
- 2024年2月23日(金・祝)
17:00~19:00
事前予約優先/定員30名 - 会場
- 札幌文化芸術交流センター SCARTS SCARTSスタジオ
- 出演
-
登壇者:
SIAFラボ(メンバー:小町谷 圭、石田 勝也、船戸 大輔、平川 紀道)
SIAFラボは、札幌国際芸術祭(SIAF)の下、多様なプロジェクトの集合体として生まれ、2015年から実験的なプラットフォームとして活動を続けています。アートプロジェクト、研究開発、人材育成を三つの柱とし、それらを融合させて多彩なプログラムを実施。SIAFのテーマ「都市と自然」に焦点を当てた、多様な文脈における事物の再考と、そのローカルへの再接続を通じて、札幌独自の文化・芸術の醸成と発信を目指しています。
撮影:小山田邦哉
提供:青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)内田聖良(アーティスト)
情報科学芸術大学院大学 [IAMAS]修士課程修了。アーティスト、リサーチャー。また、自身をポスト・インターネット時代のベンダー(Bender)と称する。AmazonやYouTubeなどのサービスも活動の場として取り込みながら、規範的な価値観や物語に問いを投げかける。近年は民話や信仰のリサーチをもとに、現代における物語の流通や記憶の共有のあり方について探求し制作している。主な作品に、使用感のある古書を一点物として価値づけ再流通させる《余白書店》、VRや3Dスキャンを用いて捨てられない物を供養する《バーチャル供養講》など佐藤壮馬(アーティスト)
1985年、北海道生まれ。モノやイメージ、個や社会に内在する自明ではないものや逃れられないものとの関係性について考察し、多分野にまたがるアプローチを写真・映像・彫刻・インスタレーションなど様々なメディアに反映させている。東京、ロンドンでの活動を経て、現在は札幌を拠点に活動。進藤冬華(アーティスト)
北海道の歴史や文化、環境に対峙する方法としてフィールドワークを中心とした活動を行い、そのプロセスや体験をベースに作品制作やイベントを行なってきた。近年は活動が行われている現場、活動体験の記憶や記録へ興味が広がっている。これまでに参加した主な展覧会に札幌国際芸術祭2014(札幌駅前通地下歩行空間、札幌)、「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館、東京)など、札幌を拠点に国内外での活動を行う。札幌生まれ江別在住。モデレーター:樋泉綾子(SCARTSキュレーター)
- 主催
- 札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)
- 共催
- 札幌国際芸術祭実行委員会、札幌市
- お問い合わせ先
- 札幌文化芸術交流センター SCARTS/TEL: 011-271-1955(9:00-17:00、休館日を除く) scarts@sapporo-caf.org
札幌文化芸術交流センター SCARTSは、初の冬開催となる札幌国際芸術祭 2024「ビジターセンター」として、多彩なコラボレーターとともに「札幌の今」を映し出します。
札幌は、ビルが建ち並ぶ「都市」と郊外に広がる「自然」が調和し、世界的にもまれにみる雪の多いまちです。この地で創作活動を行うアーティストを迎えたトークでは、ビジターセンターのコラボレータであるSIAFラボと3名のアーティストの視点で「札幌の今」を考察し、地域性が作品制作に与える影響や可能性について語ります。