フィンランド航空が千歳便を設定したタイミングも捉え、複数のフィンランド人、フィンランドへの留学生、フィンランドの音楽を演奏する演奏家も参加し、トークセッションを行った。その中で、フィンランド人の捉え方や、高い税率の消費税の中、教育や医療にお金をかけている福祉国家における支えあいの環境、また、子どもがゆっくり考えるのを待つ大人の存在、といったことが印象的な話題でした。特に印象的だったのは「ワークライフバランスではなく、ライフワークバランス、つまりライフの中にワークがある、という考え方」という発言でした。
SDG’ｓ関連事業として、昨年は、ひとつひとつのゴールや環境規制についてのセミナーを行いましたが、今回観えたことは、ひとりひとりを大切にし「子どもの頃から自己実現を目指せる社会」が持続可能な目標のひとつであることで、当館としてLIFEのコーナー全体と関連したセミナーとなりました。
当日用意した書籍の展示については、実際手に取ってみる方、後日利用のため写真を撮っていかれる方の姿も見られました。