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札幌市図書・情報館 主催事業 トーク

【札幌市保健福祉局×札幌市図書・情報館】ともに生きるまちへ ~障がいと認知症を知り、支え合う地域づくり~

【札幌市保健福祉局×札幌市図書・情報館】ともに生きるまちへ ~障がいと認知症を知り、支え合う地域づくり~イメージ1枚目
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第一部では、視覚障がい当事者の杉本梢さんに「ともに生きるまちへ」と題して、こころのバリアフリーについてご講演いただきました。大切な考え方として、①障がいや認知症をその人の中心に据えるのではなく、個性の一部分と捉えること。②自分や家族が当事者になる可能性も踏まえて自分事として考えること。③伝え合い、理解し合うこと。の3点を挙げ、ご自身の体験談として、視覚障がいだからと過去に諦めていた居合道について、指導者の方に自身の状況を伝えた上で相談したところ、できる方法を一緒に考えてくれ、習い始めることができたという話が印象的でした。

第二部では、大平めぐみさん(元札幌交響楽団コンサートマスターでALS当事者)の専属アシスタントの奥田萌(めぐみ)さんに、大平さんが2024年に出版した絵本「きりんのうた」制作について、ご講演いただきました。声を失った大平さんが、ご自身の頭に中にある「きりんのうた」のメロディーを楽譜にするために、音記号や音階、音調などを1音1音、視線入力の文字で採譜者に伝えたという制作秘話をご紹介いただきました。 また、大平さんは、視線入力の文字と、声を失う前に放送していたラジオ音源からご自身の声を再現する音声再生ソフト(ボイスター)を使って、今もラジオ番組を継続しており、本講演に際して、ボイスターによるご挨拶を寄せてくださいました。「いつも心に音楽を」という大平さんの声からは、音楽がもたらす豊かさに対する大平さんの信念を感じました。

第三部では、認知症の方や家族、認知症サポーターが集うことのできる拠点である、スマイルオレンジチーム西19丁目から、認知症当事者の方、サポーターの方にお話しいただきました。認知症になっても、積極的に外出し、日々の生活を楽しんでいると朗らかに話す当事者の方や過去の経験を生かしたいと思いサポーターになった方から、リアルなお話が聞ける貴重な機会となりました。

その後、登壇者の皆様によるトークセッション、来場者とのフリートークを行いました。

図書・情報館では、関連する本などの展示を行いました。「認知症になってもやりたいこと」をシールに書いて貼っていただくボードには、多数の声が寄せらせました。

日時
2025年8月30日(土)
13:30-16:30(開場13:00)
会場
札幌市民交流プラザ 札幌市図書・情報館1階 
定員
50名(事前申込不要・先着順)
主催・協力

主催:札幌市保健福祉局障がい福祉課/介護保険課、札幌市図書・情報館
協力:元気カフェたゆたや、札幌マドレーヌ本舗マドマドレ

入場者数
50名
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