札幌在住のアニメーション作家・横須賀令子氏が1980年代から2022年まで約40年間にわたって制作してきた短編アニメーション作品とその原画を展示しました。

　会場では、波や風をはじめ、さまざまなモチーフを表現した墨絵アニメーション作品およそ20作品を4面の大型スクリーンに投影し、迫力の音と映像を堪能いただきました。
　また、これまでに制作された数千枚の中から厳選した原画は、アニメーションになる過程をイメージできるように、コマ送りのように連続して展示しました。天井から吊るされた長い布に直接和紙を貼り、アニメーションの世界観を表現しつつ、筆で描かれた繊細な線を間近でご覧いただきました。