講師の岸氏から、まず、ＶＲやＡＲ、メタバースとは何か、という技術の基本的な説明や、どのような場面で活用されているのかという一般的な事例について紹介がありました。次に、講師の中村氏から、ＶＲが具体的にどのような事業でどう活用されたかについて、自身が運営する会社で請け負った実際の事例に基づきながら、ご紹介いただきました。
　講演後は整理番号順にVR体験を行い、旅館のＰＲや災害の記録、エンターテインメントの3種の事例について、実際にＶＲゴーグルをつけ、ＶＲの世界を体験しました。また、体験を待っている間に、岸との質疑応答や補足説明、講演の内容の掘り下げについて引き続きご講演いただきました。
　今後のテクノロジーの広まりや技術革新に関する展望、それによってどのように人々の生活が変わっていくか、というところまで踏み込んだお話を聞くことができました。
　図書・情報館では、１階サロンでＶＲにかかる企画展示（令和４年５月26日（木）～7月26日（火）まで）を行いました。