「つむぐ-フライヤーでふりかえるhitaruとSCARTSの3年間」は、SCARTS調査研究事業の一環として、これまで２年間にわたり調査を行ってきた「アーカイブ」をテーマにアーカイブ展・オンライントークイベントを開催しました。


西2丁目地下歩道壁面では、2021年10月、オープンから３年を迎えた札幌文化芸術劇場 hitaru、札幌文化芸術交流センター SCARTSの主催事業を振り返る機会として、事業の広報ツールであるフライヤーによるアーカイブ展を行いました。
また、札幌文化芸術劇場 hitaru主催事業時のクリエイティブスタジオ前に、アーカイブ展で使用したフライヤーデータを映像にし、モニターで流す試みも行いました。

また、昨今の文化芸術を取り巻く環境における変化のひとつである動画配信による文化芸術鑑賞の機会の広がりを背景に、知っておくべきライブ配信やアーカイブ配信に関する法律について専門家とともに考えるオンライントークに加え、プラザ職員による3年間の歩みを振り返るディスカッションもオンライン配信を行いました。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令により、アーカイブ展の会期、オンライントークの配信日に変更は生じたものの、西2丁目地下歩道を通り市民交流プラザへ来館される方をはじめ、通行する方等、多くの方に目に留めていただける展示となりました。
オンライントークも、昨今の文化芸術を取り巻く課題の一つということもあり、文化施設職員や文化芸術活動に携わる方にご視聴いただく結果となりました。

【アーカイブ展】※緊急事態宣言延長に伴い、会期延長
「つむぐ-フライヤーでふりかえるhitaruとSCARTSの3年間」
日時：令和３年９月24日（金）～12月26日（日）

【関連プログラム】
①【オンライン開催】「ライブ配信・アーカイブ配信のための著作権セミナー」※事前申込制・限定配信
日時：令和３年10月1日（金）～10月15日（金）
出演者：安藤 和宏（東洋大学法学部教授）、杉浦 幹男（アーツカウンシル新潟プログラムディレクター/モデレーター）

②【オンライン開催】※緊急事態宣言延長に伴い、配信期間変更
「「つむぐ-フライヤーでふりかえるhitaruとSCARTSの3年間」を通して考えるアーカイブ」※申込不要・一般公開
日時：令和３年12月10日（金）～2021年12月26日（日）
出演者：髙橋 秀典（札幌文化芸術劇場 hitaru チーフプロデューサー）、樋泉 綾子（札幌文化芸術交流センター SCARTS キュレーター）、岩田 拓朗（札幌文化芸術交流センター SCARTS テクニカルディレクター）、淺野 隆夫（札幌市中央図書館利用サービス課長）、福津 京子（インタビュアー/モデレーター）


●関連動画
これまでの主催事業フライヤーをBGMとともにお楽しみいただけるよう本展の映像ver.を、
札幌市民交流プラザ公式YouTubeにて配信中です。
アーカイブ展「つむぐ-フライヤーでふりかえるhitaruとSCARTSの3年間」映像ver.