12月13日（日）、15日（火）にワルツ王シュトラウスⅡ世が手がけたオペレッタの最高傑作『こうもり』公演を実施しました。美しいワルツやポルカ、小粋で品のある風刺やユーモアが観客の心を高揚させ、大団円を迎える頃には歌と踊りと芝居に劇場中が幸福な空気に包まれました。小粋でエレガント、洒脱な仕掛けがたくさん用意されたウィーン宮延歌手の名テノール、ハインツ・ツェドニクの正統的な演出により、『こうもり』の魅力を余すところなくお伝えました。
本公演は新型コロナウイルス感染症拡大予防対策を講じた新時代の生活様式に基づき、演出の一部を変更して実施しました。