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札幌文化芸術交流センター SCARTS
主催事業
++A&T 03 谷口暁彦×SCARTS×札幌の中高生たち
「バーチャル避難訓練」
アーティストや研究者、SCARTS、そしてワークショップ等に参加してくれる子ども達とともに、創作する「場」をつくっていくプロジェクト++A&T -SCARTS ART & TECHNOLOGY Project- (プラプラット)。「バーチャル空間での表現」をテーマに、メディアアーティストの谷口暁彦氏を講師に迎え、参加者が制作したバーチャル空間やアバター、3Dプリンターで複製したオブジェ、谷口氏による映像作品等を配置したインスタレーションを制作しました。複数台設置されたモニターが、参加者が作ったそれぞれのバーチャル空間とアバターを映し出しています。17時を過ぎると、周囲を囲むガラス窓に降りてくるロールカーテンに、たくさんのアバターが歩いている姿が投影されました。
自分がいる場所から別の場所へ自分自身を物理的に移動させ、安全を確保する「避難」に対して、「バーチャル避難訓練」は、自分自身をデジタルデータとして複製しバーチャル空間へ移動させることを「避難」として捉える試みでした。現実世界には、オリジナルが残りますが、そのとき、オリジナルと複製の線引きはどこにあるのでしょうか。「バーチャル空間での表現」をキーワードに、現在の社会状況や、オリジナルと複製、その可能性や怖さなど、様々なトピックを考える展覧会となりました。
自分がいる場所から別の場所へ自分自身を物理的に移動させ、安全を確保する「避難」に対して、「バーチャル避難訓練」は、自分自身をデジタルデータとして複製しバーチャル空間へ移動させることを「避難」として捉える試みでした。現実世界には、オリジナルが残りますが、そのとき、オリジナルと複製の線引きはどこにあるのでしょうか。「バーチャル空間での表現」をキーワードに、現在の社会状況や、オリジナルと複製、その可能性や怖さなど、様々なトピックを考える展覧会となりました。
- 日時
- 2020年11月3日(火・祝)~ 12月13日(日)
11:00〜19:00
入場無料 - 会場
- 札幌文化芸術交流センター SCARTS SCARTSモールC
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2020年、新型コロナウイルスの流行によって、私たちの生活は大きく変化しました。感染拡大を防ぐため、現実の空間で大勢の人が集まったり移動することが難しくなってしまいました。そうした状況でインターネットや、ビデオゲームの中で、展覧会やライブイベントを行う試みが様々に行われています。ウイルスは、人々の物理的な繋がりのネットワークを通じて伝播するものですが、インターネットや、ビデオゲームでのそうした試みは、ウイルスのいないバーチャルな場所への避難行動のようにも見えます。
事前に行うワークショップでは、参加する人それぞれにとってのバーチャル空間上の避難所を製作します。最終的にそれらをインスタレーションとして展示し、バーチャルな空間の特性や、避難することの意味、現在の状況について考える手がかりを探ろうと思います。
谷口暁彦
- 〈関連イベント〉
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ワークショップ:バーチャル避難訓練
講師:谷口暁彦
日時:2020年11月14日(土)・15日(日)10:00〜17:00(9:30受付)
会場:SCARTS スタジオ(札幌市民交流プラザ2F)
メディアアーティストの谷口暁彦の案内のもと、それぞれの仮想の世界と、仮想の自分自身を作り上げてみましょう。
人数:10人程度(応募者多数の場合は抽選)
応募条件:2日間参加可能な方
コンピューターの基本的な操作ができる方
参加費:無料
※年齢制限はありません。
※ラップトップPCをお持ちの方はぜひご持参ください。お持ちでない方の分はこちらでご用意しますのでお気軽にお申し込みください。
申込期間:11月1日(日)10時〜11月8日(日)23時59分まで
以下の専用応募フォームからお申し込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/cfc6f693677874
当日のタイムスケジュールなど詳細は[https://www.sapporo-community-plaza.jp/event_scarts.php?num=1432]をご覧ください。
- 入場者数
- 1,351名
- チラシダウンロード