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札幌市図書・情報館
主催事業 講演
買わない時代のものづくり~いま、本当に欲しいもの・つくりたいもの~
札幌スタイルに参加している作家たちが、現在の消費者たちの行動をふまえ、自分たちのものづくりへの想いを語るトークイベント。
序盤、札幌スタイルの立ち上げに参加した廣瀬氏より、消費者の行動が「モノ消費」から「コト消費」へ変化し、今ではSNSなどで「この商品を買っている自分がカッコいい」という自慢するような共感経済・評価経済に変わってきていると説明。三島氏も、10年以上前は、万人に受けて他人にも気軽にプレゼントできるものが売れていた印象だが、最近は高くても自分がもらって本当に嬉しいこだわりの商品が喜ばれる印象があると語りました。
附柴氏は、長年の経験から売れるものの型みたいなものはわかっているが、それが女性従業員には商売っ気があるので敬遠され、実際、従業員に評判がいいものが消費者にも選ばれると語りました。金森氏は、自分の作品は道外の人から「北国っぽい」とよく言われ、その土地で生活していると自ずと表現されるものは札幌らしさが出るのではと話しました。
札幌は東京と比較すると成長意識や競争意識は高くなく、ものづくりを育てる土壌もなかったため、札幌以外のところから注目してもらうために札幌スタイルは始まりましたが、いまでは伝統に縛られずに自由にものが作れて多様性があるところが良さだと思うと、登壇者たちは締めくくりました。
序盤、札幌スタイルの立ち上げに参加した廣瀬氏より、消費者の行動が「モノ消費」から「コト消費」へ変化し、今ではSNSなどで「この商品を買っている自分がカッコいい」という自慢するような共感経済・評価経済に変わってきていると説明。三島氏も、10年以上前は、万人に受けて他人にも気軽にプレゼントできるものが売れていた印象だが、最近は高くても自分がもらって本当に嬉しいこだわりの商品が喜ばれる印象があると語りました。
附柴氏は、長年の経験から売れるものの型みたいなものはわかっているが、それが女性従業員には商売っ気があるので敬遠され、実際、従業員に評判がいいものが消費者にも選ばれると語りました。金森氏は、自分の作品は道外の人から「北国っぽい」とよく言われ、その土地で生活していると自ずと表現されるものは札幌らしさが出るのではと話しました。
札幌は東京と比較すると成長意識や競争意識は高くなく、ものづくりを育てる土壌もなかったため、札幌以外のところから注目してもらうために札幌スタイルは始まりましたが、いまでは伝統に縛られずに自由にものが作れて多様性があるところが良さだと思うと、登壇者たちは締めくくりました。
- 日時
- 2020年2月19日(水)
18:30 ~ 19:45 - 出演
-
附柴 裕之(株式会社Savon de Siesta 代表取締役会長。「札幌スタイル」機構代表理事)
三島 千枝(チエモク株式会社代表取締役社長)
金森 浩太(レーベル「つみきレコード」アーティスト)
廣瀬 岳史(株式会社道銀地域総合研究所特任研究員。NoMaps事務局長)
進行:佐藤 麻美(フリーアナウンサー) - 主催
- 札幌市経済観光局、札幌市図書・情報館
- 定員
-
50名(事前申込不要)。入場無料。
※座席は限りがありますので、満席になりましたら、立ち見となります。
(会場の収容力により、やむを得ず入場をお断りすることもございます) - 展示企画
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「札幌スタイル」つくり手たちのMyBestBook
「札幌スタイル」の認証を受けた作品とそのつくり手が選ぶMy Best Bookを図書・情報館1階に展示。
司書が選んだ、ものづくりやプロダクトデザインに関する本も合わせて展示しています。
展示日時:2月13日(木)~3月10日(火)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月25日で中止となりました。
展示場所:札幌市図書・情報館1階 - 入場者数
- 60名
- チラシダウンロード
「札幌スタイル」フェア2020リーフレット