＜伝説～ホリガー・ザ・グレイト＞
現代を代表する大音楽家ハインツ・ホリガーの登場です。ホリガー自身の編曲によるリストから、現代のウェーベルンに繋がる音楽の道程、札幌交響楽団との共演では6年振りとなるホリガーのオーボエ独奏が、盟友ケルターボーンへの思いを雄弁に語ります。ホリガーが若きオーボエ奏者として札響定期演奏会に出演したのが1970年。2015年、初共演から45年の時を経て指揮者として札響のステージに再び登壇したホリガーは、目から鱗が落ちるような「未完成」で伝説的な名演を披露してくれました。それから共演を重ねてさらに10年。「ザ・グレイト」への期待が一層膨らみます。