本文へスキップします。

ここから本文です。

OPERA Don Giovanni by Mozart

音楽と感情が共鳴する、

愛と憎しみの物語。

音楽と感情が共鳴する、

OPERA Don Giovanni by Mozart

愛と憎しみの物語。

上演日時:2025年3月7日(金)18時~ / 3月9日(日)14時~
10月26日(土曜日)一般発売!

札幌文化劇術劇場 hitaru

指揮・フォルテピアノ:園田 隆一郎
演出:粟國 淳
管弦楽:札幌交響楽団

Introduction

モーツァルトの傑作、
札幌で息づく。

天才 モーツァルトによって作曲された「ドン・ジョヴァンニ」は、1787年に初演された、愛と欲望が交錯する壮大な2幕構成のオペラです。
稀代のプレイボーイである主人公 ドン・ジョヴァンニは、物語の冒頭で貴族の女性 ドンナ・アンナを誘惑し、それを阻止しようとしたアンナの父親である騎士長を殺してしまいます。なおも村娘 ツェルリーナを始めとした女性たちを次々と口説き続けるジョヴァンニ。かつて裏切った元恋人のドンナ・エルヴィーラやドンナ・アンナとその恋人のドン・オッターヴィオにより、数々の悪事を明らかにされてもなお、その生き方を悔い改めないジョヴァンニの前に、ついに騎士長の石像が現れ、地獄に引きずり落とします。

札幌文化芸術劇場 hitaruでは、地元のオペラ団体、教育機関、実演芸術家等の協力を得て、hitaruを舞台とした新たなオペラを創造・発信する「hitaruオペラプロジェクト」の第2回公演として、このモーツァルトの傑作オペラ「ドン・ジョヴァンニ」を上演します。

美しいアリア(独唱)やアンサンブル(重唱)によって生き生きと描かれる個性あふれる登場人物たち。ちょっと大人なオペラの世界で、自分だけの「推し」を探してみませんか?

Cast / Characters

実力派のキャストが、個性豊かな8人の登場人物を演じます。魅惑的なプレイボーイとひょうきんな従者、3人のヒロインとその情熱的な恋人たちが織り成すドラマが、オペラの美と感動を余すことなくお届けします。北の大地で息づくモーツァルトの名作による、音楽と感情の共鳴をお楽しみください。

悪名高き魅惑のプレイボーイ

ドン・ジョヴァンニ

Don
Giovanni

年齢や身分、国籍を問わず、女性を誘惑し続けるプレイボーイの貴族。従者のレポレッロの記録によると、各国でおよそ2,065人、うちスペインではすでに1,003人の女性と恋仲になった。その女性の口説き方は実に多彩。オペラの中ではバリトンの低く甘い声で、ドキドキするような愛のささやきの数々が聴けるかも!?まさに「女性の敵」であるはずなのに、なぜかその魅力と豪快さに強く惹かれてしまう人が後を絶たない。

栗原 峻希(バリトン)

Takaki Kurihara , Baritone

東京藝大卒。レナータ・スコット監修テアトロ・オペラ・ジョコーザ「蝶々夫人」でイタリアデビュー。イタリア三大歌劇場、サン・カルロ歌劇場にて「ドン・カルロ」「マクベス」出演。国内外コンクール受賞多数。

威厳と力強さを持つ不屈の魂

騎士長

Commendatore

coming soon...

ヒロインの一人 ドンナ・アンナの父親。物語の冒頭で娘を守ろうとしてドン・ジョヴァンニに殺されてしまう。その後も悪事を続けるジョヴァンニの前に、自身の墓に建てられた石像の姿で再登場し、生き方を悔い改めるように諭すが、一向に拒否を続けるジョヴァンニに対し「時間切れだ」と告げ、地獄に引きずり落とす。本作品で最も低い声域のキャラクターで、この世のものでない恐ろしさと威厳に満ちた歌声と風格は圧巻!

大塚 博章(バス・バリトン)

Hiroaki Otsuka , Bass-Baritone

岩見沢市出身。玉川大学を経て文化庁派遣により渡独。帰国後は新国立劇場、二期会等で「魔笛」ザラストロ、「パルシファル」ティトゥレル等を演じる他、ゲルギエフ指揮「サロメ」、アシュケナージ指揮「不死身のカシチェイ」等で好評を博す。二期会会員。

coming soon...

復讐心に燃える高貴なヒロイン

ドンナ・アンナ

Donna
Anna

coming soon...

物語冒頭でドン・ジョヴァンニに襲われそうになった時に、父親の騎士長を殺され、以来、婚約者のドン・オッターヴィオと共に父の敵討ちに奔走する。父を失いながらも悲しみに打ちひしがれるのではなく、殺人者への復讐を誓い、それを行動にうつす強さとプライドの高さが魅力的な貴族の女性。一方、復讐に燃えるあまり、結婚を後回しにし、オッターヴィオからは「冷たい」と言われてしまうことも。ソプラノの超絶技巧で、オッターヴィオに対する愛と復讐心の葛藤を歌うアリア「言わないで 愛しいひと」は必聴です。

針生 美智子(ソプラノ)

Michiko Hariu , Soprano

小樽市出身。札幌大谷短期大学専攻科、文化庁オペラ研修所修了後、渡伊。新国立劇場、日生劇場等で「魔笛」夜の女王、「夕鶴」つう等を演じる。道銀芸術文化奨励賞、小樽文化奨励賞、札幌市民芸術祭大賞等多数受賞。札幌大谷大学教授。二期会会員。

coming soon...

正義と誠実の騎士

ドン・オッターヴィオ

Don
Ottavio

coming soon...

ドンナ・アンナの婚約者で、彼女に諭され共にドン・ジョヴァンニへの復讐を企てる。常に冷静沈着、誠実かつ正義感が強い性格で、まさに騎士道精神を体現する人物。しかし、時に正論過ぎる言動は、復讐に燃えるアンナとすれ違いを生んでしまうことも。本作品唯一のテノールによって演じられるキャラクターで、劇中2回のアリアではアンナへの思いやりと愛が美しく歌われる。

荏原 孝弥(テノール)

Takaya Ehara , Tenor

北海道教育大学岩見沢校芸術課程音楽コース声楽専攻卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。オジモ市オペラアカデミー修了。新国立劇場オペラ研修所修了、バロック声楽アンサンブル Il Portafortuna ~歪な真珠~ 主宰。

coming soon...

ほとばしる情熱に
駆り立てられたヒロイン

ドンナ・エルヴィーラ

Donna
Elvira

coming soon...

ドン・ジョヴァンニの元恋人。捨てられてもなおジョヴァンニを一途に愛し、彼を追い回して改心させようと試みる。ドンナ・アンナたちも圧倒されるほどの気品が満ちあふれる貴族の女性。ジョヴァンニに誘惑されるツェルリーナを助け出すなど、姉御肌でかっこいい部分がある反面(ちょっとおせっかい?)、再びジョヴァンニにだまされてしまう情にもろい一面も…ソプラノのエルヴィーラの情熱が燃え上がるような歌声にもご注目ください。

倉岡 陽都美(ソプラノ)

Hitomi Kuraoka , Soprano

オペラ界の声にいざなわれ15歳で歌手を志す。昭和音大卒業後イタリアへ渡り、名門ボイト国立音楽院で学び満場一致の満点及び賞賛で卒業。パルマ王立歌劇場附属研修所で研鑽を積み劇場デビュー。ピアニッシモからフォルテまで自在に操る芯のある声が魅力!

coming soon...

転職先募集中!?ひょうきんな従者

レポレッロ

Leporello

coming soon...

ドン・ジョヴァンニの従者。ご主人様の横暴ぶりについていけないと思い、物語の冒頭から「従者なんてまっぴらだ」とぼやき続けるが、金や脅しでずるずると仕えてきた。ジョヴァンニのこれまでの恋人をリストにした「カタログ」を携帯しており、時には彼の「おこぼれ」にあずかり楽しむこともある。オペラの最後には、ジョヴァンニが地獄に落とされるために主人を失うが、宿屋で新たな主人を探すことを決意する。ドンナ・エルヴィーラを慰めるためにレポレッロが歌う「カタログの歌」は名(迷)曲!?

岡元 敦司(バリトン)

Atsushi Okamoto , Baritone

国立音楽大学首席卒業、卒業時に皇居内桃華堂御前演奏会出演、矢田部賞、NTTドコモ賞受賞。イタリア、オーストリアで研鑽を積み、東京藝術大学大学院修士課程修了。国内外の様々な国際コンクールで入賞、平成23年文化庁新進芸術家海外研修生、北海道二期会会員、北海道教育大学、札幌大谷大学各非常勤講師、北翔大学教育文化学部教育学科音楽コース講師。

coming soon...

妻を守りたい気持ちは人一倍!
ジェラシー深い農夫

マゼット

Masetto

coming soon...

農夫で村の若者のリーダー的存在。嫉妬深く、愛する新妻のツェルリーナの浮気な行動にやきもきしている。ドン・ジョヴァンニが原因で不機嫌になったり、怪我をしたりしたマゼットをツェルリーナが慰めるアリア「ぶってよ、マゼット」「薬屋の歌」のシーンでは、すぐに機嫌を直してしまう単純な性格も。なんだかんだツェルリーナの手の平で転がされている感が否めない、ある意味ちょっとかわいい!?一面を持つ純朴な青年。

粟野 伶惟(バリトン)

Rei Awano , Baritone

北海道教育大学大学院修了。hitaruオペラプロジェクト「フィガロの結婚」フィガロ、バルトロ役のカヴァーキャストを務める。「トスカ」「ドン・パスクワーレ」「アンドレア・シェニエ」など、道内のオペラ公演に多数出演。

coming soon...

愛らしくもしたかかな村娘

ツェルリーナ

Zerlina

coming soon...

村娘。オペラではマゼットとの結婚式のシーンで登場するが、直後に現れたドン・ジョヴァンニの誘惑に思わず乗ってしまう浮気な一面もあれば、マゼットを巧みに手なずけるちゃっかりした部分もあり、田舎娘らしからぬしたたかさが何よりの魅力。ドン・ジョヴァンニによる一連の騒動に巻き込まれるが、物語の最後には幸せな新婚生活に戻っていく。

髙橋 茉椰(ソプラノ)

Maya Takahashi , Soprano

東京音楽大学声楽演奏家コース卒業、同大学院オペラ研究領域修了。サントリーホール オペラ・アカデミー第6期修了。第34回ハイメスコンクール最優秀賞、令和4年度札幌市民芸術祭新人音楽会にて大賞並びにオーディエンス賞を受賞。軽やかで華やかなハイソプラノ。

coming soon...

Relationship chart

ドン・ジョヴァンニを中心に、彼を取り巻くさまざまなキャラクターたちの愛と憎しみが織り成す複雑な人間関係が描かれています。

登場人物 相関図

Information

SNSにて舞台稽古の様子など、最新情報を発信しています。

  • hitaruのXアカウント
  • hitaruのinstagramアカウント

Ticket

チケットのご購入はこちらから

日時

2025年3月7日(金) 17:00開場、18:00開演
3月9日(日) 13:00開場、14:00開演

予定上演時間 約3時間30分(休憩含む)
会場
札幌文化芸術劇場 hitaru
札幌市中央区北1条西1丁目
指揮・フォルテピアノ
園田 隆一郎
演出
粟國 淳
管弦楽
札幌交響楽団
キャスト
ドン・ジョヴァンニ/栗原 峻希
騎士長/大塚 博章
ドンナ・アンナ/針生 美智子
ドン・オッターヴィオ/荏原 孝弥
ドンナ・エルヴィーラ/倉岡 陽都美
レポレッロ/岡元 敦司
マゼット/粟野 伶惟
ツェルリーナ/髙橋 茉椰

チケットのご購入はこちら