vol.3 札幌市民ギャラリー
5つの展示室と展示ホール、予備展示室を備え、
一年を通じてさまざまな展覧会を開催。
作品発表、鑑賞の場として
札幌市民に広く活用されている。
ワークショップや美術映画会など
アートと親しめるイベントも要注目。
Navigator
片庭 向日葵
Himari Kataniwa
北海道在住の高校生。芸能事務所ディスカバリー・ネクストに所属。特技はバレエ、タップダンス、ジャズダンスで、英会話のスキルも。「アートは大好きなので、いろいろと巡れるのが楽しみです!」
Instagramアカウントはコチラ ▼
@himarikataniwa
U25世代に向けて、同世代の片庭向日葵さんが札幌市内のアート施設の魅力や楽しみ方をご案内! 今回は、1982年開館の札幌市民ギャラリーに伺いました。
札幌市民ギャラリーといえば、絵画や書道の展覧会のイメージが強いかもしれませんが、実は気軽にアート体験ができるワークショップも不定期で開催しています。片庭さんは、夏休み恒例の「おえかきワークショップ」に参加することに。会場の第3展示室には、自由に落書きできる長さ10mほどの黒板や、ペンライトで光る絵が描けるボードなどがあり、開場直後から多くの家族連れでにぎわっていました。
いろいろな体験メニューの中から、片庭さんは自分で描いた絵がそのまま缶バッジになる「オリジナルカンバッジ」に挑戦。やや考えてからおもむろに色鉛筆をとり、迷いのないペンさばきでぐいぐい描き進めていきます。何を描いているのかな? 「黒ネコです。昔からネコが好きで、なかでも黒ネコが大好きなんです」。目が大きいキュートな黒ネコの周りに、オレンジ色の小さなハートをあしらってお絵描きは終了。あとはスタッフに、缶バッジに仕上げてもらえば完成です。
「久しぶりに絵を描いたら、とても楽しかった。子どものころの絵を描く喜びみたいな気持ちを思い出しました」
PICK UP EVENT
市民ギャラリー
ウインターコンサート
絵画に囲まれた空間で、
令和4年度札幌市民芸術祭新人音楽会において
大賞を受賞した声楽家とピアニストによる
ギャラリーコンサートを開催。
日時:12月16日[土]/14:00開演
会場:札幌市民ギャラリー 第1展示室
(札幌市民芸術祭 市民美術・書道展 会場内)
出演:髙橋 茉椰(ソプラノ)
千葉 皓司(ピアノ)
料金:無料(事前申込不要、座席は先着順)