2025
FEB-MAR

2-3

座り心地&デザイン性に優れたこだわりのチェアで
知識欲を満たす快適な読書空間を演出

「WORK(仕事)」「LIFE(暮らし)」「ART(芸術)」に特化した、課題解決型図書館をコンセプトに掲げる札幌市図書・情報館。その選書と同じようにこだわっているのが、利用者に快適な読書体験を提供するための、知的空間の演出です。
棚の配置から家具選びまで、その理念は館内のすみずみまで行きわたっていますが、利用者にとって特に分かりやすいのが、1階サロンの自由席。天井が高く、通路側がガラス張りとなった開放的な空間に、旭川家具の「CondeHouse(カンディハウス)」や福岡市の家具メーカー「Ritzwell(リッツウェル)」など、一般的な図書館ではあまり見かけないこだわりのチェアが、惜しみなく使われています。

デザインも座り心地もまったく違うチェアを置いているのは、利用者にお気に入りのチェアで、ゆったり本を楽しんでもらうため。読書での知的体験はもちろん、座り心地のいいチェアによる癒しも提供しています。また、隣の「MORIHICO.藝術劇場」のコーヒーを持ち込んで、読書を楽しみながらカフェのようにくつろぐことも。
ちなみに札幌市図書・情報館には「小竹正剛情報ライブラリー」という副称がついています。これは同館の開館にあたり多大な寄付をいただいた実業家・小竹正剛氏への謝意を込めてつけられたもの。
こだわりのチェアが使われているのも、小竹氏の「より良い環境のもとで、多くの書籍や情報に触れられるように」という願いと、同館の上質な知的空間の演出という狙いをひとつにした結果です。
お気に入りのチェアに腰を掛けて、心ゆくまで本の世界に浸る。札幌市図書・情報館ならではの、そんな贅沢な読書体験をお楽しみください。