思索を誘う、藝術劇場の天井装飾

かつて純喫茶の象徴でもあったシャンデリア。視線を上げた瞬間に広がる高い天井と意匠を凝らした装飾は、それだけで私たちの心にゆとりを与えてくれる存在で、豊かな時間を演出してくれます。
最も象徴的な天井装飾といえば宗教建築でしょう。天に通じるとされた宗教空間では、その思想が装飾として天井に刻み込まれてきました。「MORIHICO.藝術劇場」の天井にもまた、代表・市川草介の思いが込められています。彼が託したのは、現代人が失いつつある“空想する時間”を取り戻してほしいという願いです。
古き良き意匠を現代にアレンジしたシャンデリアを見上げながら、そのやわらかな灯りの下で、どうぞ存分に“空想する時間”をお楽しみください。