2025 DEC-
2026 JAN

12-1

自由を愛し、類なき美貌を誇ったハプスブルク帝国最後の皇后エリザベートと、彼女を愛した黄泉の帝王“トート=死”。トートはエリザベートが少女の頃から彼女の愛を求め続け、彼女もいつしかトートの愛を意識するようになる。しかし、その禁じられた愛を受け入れることは、自らの死を意味した。滅亡の帳がおりる帝国と共にエリザベートに“運命の日”が訪れる―。1996年に宝塚歌劇団により日本初演、2000年の東宝版初演から25年にわたって観る者を魅了し続けてきた大ヒットミュージカル『エリザベート』の北海道公演が実現! エリザベート役の望海風斗氏と明日海りお氏、トート役の古川雄大氏、山崎育三郎氏をはじめ、最高のキャストとクリエイター陣が贈る新たな『エリザベート』の物語を、ぜひhitaruでご覧ください。

Special Interview
望海風斗 & 明日海りお

ダブルキャストでエリザベート役を務めるお二人に、
作品の見どころやお互いの印象などを伺いました。

―まずは本作の見どころをお聞かせください。
望海 この作品が大好きで何度も観ているというファンの方も、逆に今回初めてご覧になる方もいらっしゃるかと思いますが、やはり何回観ても圧倒されるのが、歌と音楽のすばらしさ。舞台ならではの重厚なコーラスを、ぜひ劇場で味わっていただきたいですね。
明日海 ミュージカルでは男性と女性が登場すると、それぞれヒーローとヒロインになることが多いと思います。ところがこの作品では、男性は死を擬人化したような禍々しい存在、一方の女性はハプスブルク帝国を崩壊させた皇后という唯一無二の物語になっています。ほかに類を見ない独特の雰囲気や世界観も、楽しんでいただけたらと思います。

―稽古中にお互いのエリザベートをご覧になっていると思いますが、印象はいかがですか?
望海 もう出てきた瞬間から目を奪われる美しさと可愛らしさに、皆さんもグッと心をつかまれると思います。そしてちょっとお茶目な部分を持ち合わせていながらも、いろんなことを経験していくうちに強くなっていく……そんな姿にも注目です。
明日海 少女時代から始まって、年齢を重ねていくごとに、あやちゃん(望海さんの愛称)の声の響きがどんどん変化していくんです。それを見ていて「なるほどなあ、そう来たか! これはすばらしい!!」とうならされました。
望海 本当に?
明日海 皇后として強くあらねばという部分と、一方で本来のあやちゃんが持っている女性らしい部分が奥行きになって反映されていて、何度もキュンキュンさせられました。
望海 私自身はあまり実感がないんだけど……みりおちゃん(明日海さんの愛称)もキュンキュンさせてるよ!
明日海 あやちゃんのふとした瞬間の表情や仕草を見ていると、愛おしくてギュッと抱き締めたくなります。ミュージカルだけど歌だけではない、リアルな感情が流れているからこそ、惹きつけられるポイントにあふれているので、ぜひ注目してみてください。

 

―北海道のファンに向けて、メッセージを。
望海 この作品を待ってくださっている方々も多いと思いますし、私も劇場で皆さんにお会いできるのを心待ちにしています。北海道のおいしい食べ物も、たくさんいただきたいですね。
明日海 毎公演に心を込めて、丁寧にお届けしていきたいと思っています。劇場でお会いできることを、心より楽しみにしています。

ミュージカル
エリザベート

札幌文化芸術劇場 hitaru

2025 12.9[火]-18[木]
※12.12[金]休演日

[全席指定 税込]
S席17,500円、A席14,000円、B席8,000円
パーシャル・ビュー席 各席種1,000円引
※未就学児入場不可

脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出/訳詞:小池修一郎(宝塚歌劇団)
オリジナル・プロダクション:ウィーン劇場協会
製作:東宝株式会社 制作協力:宝塚歌劇団
後援:オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム東京

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