
お題に合わせた多彩な選書の書棚
“知のひらめき”で思わぬ出合いを
札幌市図書・情報館の1階中央部分には、“知のひらめき”と題した3つの棚が並んでいます。
この棚の特徴は、1つのお題に沿って、さまざまなジャンルから本を選び、まとめて紹介していること。いわば「本の大喜利」のように「お題」に対する「答え」も添えた、遊び心のある展示になっています。
例えば、お題が「見つける」の場合。
『ローカルおやつの本』は、「思い出を見つける」。『ソフトウェアテストをカイゼンする50のアイデア』は、「システムの欠陥を見つける」。『雪崩教本』は、「逃げ道を見つける」。『もっとよくわかる!医療ビッグデータ』は、「テクノロジーで病を見つける」――といった形式で、一見バラバラのジャンルの本と「お題」に対する「答え」がセットで展示されています。
未知の本との思わぬ出合いこそ、図書館ならではの醍醐味。ひらめきを「見つける」にはうってつけの場所ですので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
- 札幌市図書・情報館 COLUMN
バックナンバー -
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