市民のアート活動を支援!「SCARTS助成金交付事業」とは?
札幌市内で多様な文化芸術活動を行う個人や団体を対象に、活動費用の一部を支援するのが、SCARTSの助成金交付事業です。
札幌市における文化芸術活動の振興と、さらなる発展を主な目的としています。
令和4年度から実施しており、令和7年度の募集が12月1日からスタートします。
活動の規模に応じて、2種類の助成金
交流会や振り返りでフィードバックも
SCARTSでは活動のさらなる発展につなげる目的で、採択が決まった個人・団体を対象にした交流会や審査員も交えて活動を振り返る活動報告会(一般参加可)も実施しています。
令和6年度
採択団体からのメッセージ
朗読×音楽×美術
緑のオウム〜街角には物語が……
福井岳郎氏
SCARTSの助成金を活用することで、多方面での宣伝・告知活動、原作者とのコラボレーションを実現できました。さらに作品づくりにまつわる、さまざまな実験や試行錯誤にも役立てられたと思います。
また、普段はしっかりとお支払いできない映像・撮影・音響スタッフの方へのお礼ができたことも大きなメリット。高額な機材もレンタルできました。
札幌からどんな作品をどう発信していくかーー今回の助成金の申請は、自分たちの活動を掘り下げて考える絶好の機会になりました。みなさんも応募を通じて、改めて日頃の活動と向き合う機会を作っていただければと思います。
「百年」を爪弾く・朗読体験ワークショップ
ru企画 西田薫氏
今回のSCARTSの助成金は、主に会場費や構成演出料、出演者やスタッフの諸謝金として使わせていただきました。適正価格の諸謝金をお支払いできたことで質の高い作品づくりにつながりましたし、参加費や入場料を抑えることで、市民の皆さんに参加してもらいやすい料金設定にできました。
ほかの団体の交付事業を拝見すると、意外性のある魅力的な企画が多いと感じます。これからはそれらを一度きりの企画に留めずに、継続的に取り組むことが大切になってきます。私たちも今回の取り組みを契機に、札幌市民の皆さんに向けて活動の輪を広げていくきっかけにできればと考えています。
yhs sub-play vol.11
『トライアル』
yhs 丹治泰人氏
この助成金を活用して、舞台美術(大道具)や小道具を充実させることができました。舞台美術が整ったことで、ご覧いただくお客様の物語への没入度(理解度)の向上につながったと思いますし、俳優たちのモチベーションの向上にも一役買いました。
もし予算の面で諦めていることがあるなら、ぜひ申請してみてほしいです。必要なものが明確になっていれば、申請書類に書く内容もより細やかで伝わりやすいものになると思います。助成金は必ず作品のクオリティー向上につながりますので、オススメします!
令和6年度 採択活動一覧
ウェブサイトにメイキング&レビューを掲載!
SCARTSでは、令和6年度特別助成事業として採択された2つの活動を対象に、
新たな取り組みとして広報支援を実施します。
対象は、KITA8NEXT#1「エンギデモナイ」と、Farewell2024「くるみ割り人形」。
それぞれの稽古場を訪ねて舞台裏をリポートするメイキングと公演本番のレビューを、
札幌文化芸術交流センター SCARTSのウェブサイトで配信する予定です。こちらもぜひご注目を!
札幌文化芸術交流センター SCARTSのウェブサイト
https://www.sapporo-community-plaza.jp/scarts.php
ウェブサイトにメイキング&レビューを掲載!
SCARTSでは、令和6年度特別助成事業として採択された2つの活動を対象に、
新たな取り組みとして広報支援を実施します。
対象は、KITA8NEXT#1「エンギデモナイ」と、Farewell2024「くるみ割り人形」。
それぞれの稽古場を訪ねて舞台裏をリポートするメイキングと公演本番のレビューを、
札幌文化芸術交流センター SCARTSのウェブサイトで配信する予定です。こちらもぜひご注目を!
札幌文化芸術交流センター
SCARTSのウェブサイト
https://www.sapporo-community-plaza.jp/scarts.php
令和7年度申請・採択のポイント
令和7年度の申請にチャレンジする皆さんに向けて、この事業を担当するスタッフが、申請や採択のポイントをまとめました。申請案づくりのヒントに!