2024
AUG-SEP

8-9

地元のバレエ団体、実演芸術家などの協力を得て、札幌文化芸術劇場 hitaruを舞台とした新たなバレエ作品を創造・発信する「hitaruバレエプロジェクト」。2023年12月に第1回公演として、世界中で愛され続けてきた屈指の名作「くるみ割り人形」を北海道ならではのキャスティングによって大迫力の美術、照明、演奏とともにお贈りし、多くのお客さまにご来場いただきました。

詳しくはこちら

1988年に開始し、今年で34回目を迎える「札幌芸術の森バレエセミナー」。緑の木々が繁る夏の芸術の森に、毎年全国からバレエダンサーを志す多くの受講生が集います。2023年から主任講師を務めるパリ・オペラ座バレエ団教師ジル・イゾアール氏をはじめとした世界第一線で活躍する豪華講師陣の下、基本を重視したクラシック、テクニックと表現を磨くヴァリエーション、ボーイズクラス、表現の幅を広げるコンテンポラリー、解剖学に基づくジャイロキネシスなど、5日間にわたる充実したカリキュラムを実施しています。

詳しくはこちら

北海道富良野市出身。2009年、久富淑子バレエ研究所にてバレエを始める。2017年、パリ・オペラ座バレエ学校と英国ロイヤルバレエ学校のサマーインテンシブに参加。同年、パリ国立高等音楽舞踊学校(CNSMDP)に入学。ディプロマ取得、卒業。2021年、ローザンヌ国際コンクールに出場。ファイナリストに選出される。パリ・オペラ座バレエ学校に入学。2022年、パリ・オペラ座バレエ団に入団。

―バレエを始めたきっかけと、始めたころの思いや様子を教えてください。

初めは両親に勧められてバレエ教室に通い始めました。とにかく踊るのが大好きで、所構わず踊ったり、よくつま先立ちで歩いていたそうです。

―パリ・オペラ座バレエ団のダンサーを目指したきっかけを教えてください。

中学生のころからバレエに真剣に向き合うようになり、さまざまな海外ダンサー主催の講習会に参加しました。なかでもパリ・オペラ座バレエ団の講習会は毎回楽しくて勉強になりました。それ以来だんだんと興味が湧き、憧れを持つようになりました。

―憧れのオペラ座の団員になって、日々感じていることはなんですか?

毎日、エトワールと一緒にレッスンをしたり、舞台袖から公演を見たり、時には会話を交わしたり、とても恵まれた環境で働かせていただいていると感じます。

―山本さんにとって、ジル・イゾアール先生のレッスンはどのようなものですか?

彼のレッスンは、パリ・オペラ座で大切な膝下の使い方に特化していると思います。特にアレグロなどのエクササイズは、とても複雑で速く難しいです。また、音楽や呼吸の使い方など、舞台に立つ時に必要なことを学べるレッスンだと思います。

―2016〜19年に受講した札幌芸術の森バレエセミナーの思い出を教えてください。

私が受講していたころの講師はジョゼ・マルティネスとアニエス・ルテスチュで、いつものレッスンとは違う、パリ・オペラ座特有のテクニックや手先足先の細かな使い方、見せ方がとても勉強になり、毎年楽しかったことを覚えています。

―「hitaruバレエプロジェクト」については、どのような印象をお持ちですか?

地元のダンサーやバレエファンの皆さんが、国内外の素晴らしいダンサーを間近で見られる、とても良い取り組みだと思います。

―山本さんに憧れている北海道、札幌のバレエダンサーにメッセージをお願いします。

hitaruでの海外バレエ団のダンサーの公演は本当に貴重な機会。さまざまなダンサーからインスピレーションを受けたり、ダンサーのテクニックを自分の踊りに少しでも生かせられると、もっとバレエが楽しくなると思います。今回は皆さまの前で模範生徒をさせていただきますが、パリ・オペラ座バレエを少しでも身近に感じてもらえるように頑張って踊らせていただきます。


パリ・オペラ座バレエ団教師/パリ国立高等コンセルヴァトワール教授/札幌芸術の森バレエセミナー2024主任講師。
フランス、ニース出身。パリ・オペラ座バレエ学校卒業後、1986年にパリ・オペラ座バレエ団に入団。1988年にスジェに昇格。1990年にオペラ座の優秀な若手ダンサーに与えられるカルポー賞、1991年にAROP賞を受賞、その他受賞多数。パリ・オペラ座バレエ団で、さまざまな作品で主演、またソリストを務める。1992年には当時ピエール・ラコットが芸術監督を務めるナンシーバレエ団に参加し、エトワールとしてさまざまな作品で主役を踊る。ダンサーとして活躍する傍ら教授法についても学び「フランス国家 舞踊教員資格」を取得(2001年)、さらにはフランスのバレエ教師の中でも取得が難しいとされる「フランス国家 舞踊教員適正証」も取得(2008年)。
現在はその知識と経験を活かし、パリ・オペラ座バレエ団教師、パリ国立高等コンセルヴァトワール バレエ科教授として後進の指導にあたる傍ら、パリ・オペラ座バレエ団やボリショイバレエ団をはじめとしたバレエ団にてピエール・ラコットの作品指導等を行う。また、ゲストティーチャーとしても英国ロイヤルバレエ団、東京バレエ団を始め、世界中のバレエ団で精力的に指導を行い、「マチュー・ガニオのノーブルクラス」「ドロテ・ジルベール パリ・オペラ座エトワールのバレエレッスン」のDVDでレッスン指導教師も務める。
2021年より芸術監督を務めるガラ公演「Beautés de la Danse」では、自身の振付作品も発表し好評を得る。

hitaru バレエプロジェクト × 札幌芸術の森バレエセミナー

公開講座
パリ・オペラ座バレエ団
ジル・イゾアール氏を迎えて

2024年8月9日[金]
SCARTSコート(札幌市民交流プラザ1階)
13:30開場
第1部 公開レッスン14:00-15:00 
第2部 トーク15:10-16:00
○7月23日[火]10:00よりチケットの追加販売を行います

イベントページはこちら