人とアートがつながるパーティ
5歳の誕生日をみんなでお祝い
2018年のオープンから今年で開館5周年を迎えた札幌文化芸術交流センター SCARTS〈スカーツ〉では、10月8日(日)、札幌市民交流プラザ1階のSCARTSコートを会場に「スカーツパーティ」を開催しました。
「プラザフェスティバル2023」の一環として開かれたこのイベントには、さまざまなジャンルのアーティストなど約150人のゲストが来場。満員御礼の大盛況となりました。
パーティはまず、企画協力のカジタシノブ氏(tab.LLC)による乾杯の音頭からスタート。「ひと、もの、ことをつなぐ」交流の場として誕生したSCARTSで、いろいろな人との出会いを楽しんでほしいと呼びかけました。
会場の一角では「架空のラジオ番組の公開収録」という企画で、さっぽろ天神山アートスタジオのプログラム・ディレクター小田井真美氏が気になるアート関係者とトークを展開。また、来場者は自己PRやメッセージを書いたカードを掲示したり、自作の作品集やZINE、DMを紹介したりしながら、思い思いに交流を深めていました。
これまでにSCARTSで公演や展覧会を行ったゆかりのあるアーティストも続々と駆けつけて、5歳の誕生日を一緒に祝う楽しい空間に。札幌の文化芸術活動を支えるアートセンターとしての歩みを振り返る機会になると同時に、これからの新たな化学反応も期待させる、SCARTSにとってもエポックメイキングな一日となりました。
来場者インタビュー(敬称略)
◎HAUSアートプロデューサー 戸島由浦
1年ほど前に札幌に移住して、ジャンルを超えたイベントの企画やアーティストの活動交流支援に取り組んでいます。今日はすごい盛り上がりですね。私も札幌で仲間を増やして、行政や社会とアーティストをつなぐ役割を担っていきたいです。
◎劇団words of hearts 代表 町田誠也
作家・演出家・俳優として、札幌を拠点に活動しています。SCARTSではまだ公演を開催したことはありませんが、すてきな会場なので、よく足を運んでいるんですよ。いずれ何かの機会にSCARTSでも上演できればと思っています。
◎切り絵作家 最上怜香
ハサミ一本で切り絵を作る、切り絵作家です。最近は和洋折衷の切り絵アクセサリーの製作にも力を入れています。SCARTSでは前に一度、作品を展示させてもらったことも。素晴らしいパーティに参加できて良かったです。
◎フォトグラファー 藤倉 翼
SCARTSとは開業前からのお付き合いで、谷口顕一郎さんの常設作品のドキュメンタリー映像を撮影したんですよ。今日はかなりの大盛況で私もうれしい限りです。5歳の誕生日、おめでとうございます!